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Social Responsibility

  • 2019-06-02
  • 2019-06-03

自閉症と腸内微生物との関係

Paradigm shift is an overused term. Properly, it refers to a radical change of perspective on a topic, such as the move from the physics of Newton to the physics of Einstein, or the introduction […]

  • 2019-03-20
  • 2020-12-30

自閉症のお子さんを持つご家族へのエール(後編)

前編に引き続き、 自閉症の息子が特別支援学校高等部を晴れて卒業し、社会人となるこの機に、自閉症のお子さんの子育て真っ最中にあるご家族へのエールを込めて、息子の歩みを、一旦、振り返ってみようと思います。 中学生時代 普通の男の子であれば、反抗期になってそろそろ親と一緒にいることを嫌がる年齢ですが、彼にはそういう時期がありませんでした。はっきり挨拶ができるようになり、社会のルールをきちんと守る、素直な […]

  • 2019-03-20
  • 2020-12-30

自閉症のお子さんを持つご家族へのエール(前編)

自閉症の息子が特別支援学校高等部を晴れて卒業し、社会人としての一歩を踏み出します。まだまだ心配事はたくさんありますが、今、自閉症のお子さんの子育て真っ最中にあるご家族へのエールを込めて、息子の歩みを、一旦、振り返ってみようと思います。 診断 息子が自閉症であると診断されたのは3歳のときでした。言葉はなかなか出ないし挙動はおかしいし、もしやとは思っていましたが、自閉症なら早めに覚悟を決めて、少しでも […]

  • 2019-03-15
  • 2019-03-31

金澤翔子さん作「世界一大きな般若心経」

ダウン症の天才書家と紹介されていますが、天才書家であることに疑いはありません。僕が必ず訪れたいと思っている場所のひとつが、静岡県にある龍雲寺というお寺です。金澤翔子さんの書いた、この般若心経を見たいのです。均整がとれていてしかも力強い。いくつか彼女の作品を見ましたが、この作品はスケールが違います。 このサイズです。写真でさえ圧倒されます。 ↓↓↓ 初めて彼女の書に触れたのは、鎌倉の建長寺というお寺 […]

  • 2019-03-08
  • 2019-03-19

障害者就労の充実に向けて

自閉症の息子が特別支援学校高等部を卒業しました。厳かな雰囲気とはまるで異なる、あちこちでノイズだらけの卒業式に参加しました。うちの息子もそうですが、卒業したお友達もみんな立派で、いい笑顔でした。もう涙が止まらず大変でした。 少し古い内閣府の資料によれば、特別支援学校卒業生の進路は、約3割が就職、約7割が作業所などの施設とのことです。おそらく、就職者の割合は増えてきていると思います(データが見つかれ […]

  • 2016-10-13
  • 2019-06-09

レインマン – 障害を持つ兄との兄弟愛を描いた話

自閉症の兄と、幼いころに別れた弟との兄弟愛を描いた、アカデミー賞をはじめとした数々の賞に輝いた名作。レインマンという題名は、兄の名前レイモンドを、幼い弟が間違って覚えたフレーズにちなみます。 兄の卓越した記憶力は、自閉症児の親なら誰もが羨むものの、実際にカジノで大勝ちしたりできません。この映画では、自閉症の兄が幼い弟に過って熱湯をかけてしまったことから、弟の安全のために兄が施設に預けられたという設 […]

  • 2016-09-13
  • 2019-03-23

歴史好きな自閉症児の話

高校生になった自閉症の息子は、運動のみならず、学問においても不思議な能力を有しています。歴史が好きで、その方面の本をよく読む。テストでいい点を取るとかそういった目的はまったくなく、興味で勉強しているので、有名な出来事もそうでない出来事もあまねくよく知っています。 例えば、徳川の15代各将軍の名前を言えます。北条政子が亡くなった年を言えます。元寇で活躍した竹崎季長を知っています。 彼は、友人と初めて […]

  • 2016-09-12
  • 2019-03-18

自閉症児との週末トレーニング

高校生になった息子と毎週のように一緒にトレーニングしている。僕自身は、痩せることとストレス解消が目的なのですが、彼は、長距離走や長距離水泳を全く厭わずにやる。いずれもスピードは話にならないくらいゆっくりではあるけれど、10キロ程度のラン、2キロ程度の水泳を難なくやりきる。 しかも、見ている限り、嫌がる素振りが微塵もなく、むしろ楽しみであるかのように、毎週付き合ってくれる。この状況だと僕の方がもたな […]

  • 2016-08-27
  • 2019-04-04

フランス版 24時間テレビを目指して

The final amount of money collected during Telethon 2015 has just come up. €93,850,778 were collected thanks to the national rallying from all participants. AFM Telethon, 24 Mar 2016 日テレが主催する24時間テレビは、 […]

  • 2016-07-29
  • 2016-07-29

相模原で起こった悲しい事件をきっかけに。

障害児を持つ親にとって、なんともやりきれない事件が起こってしまった。ヒトラーの選民思想に着想を得たというから尚更やりきれない。 そもそも障害者支援施設というものは、一般の人に馴染みが薄い。実際、障害者を隔離する施設というような捉え方をしている人もいる。 障害により1人で生活できないお子さんを持った家庭は、やがて自身の老いと向き合い、親亡き後、子供をどうやって生活させるか真剣に悩むときがくる。そうい […]