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ブログで紹介した本、映画、音楽

音楽はランニングの必須アイテム。映画は家族とのコミュニケーションアイテム。本はたとえ斜め読みでも刺激をくれるアイテム。すべてお薦めです。

  • 2021-02-08
  • 2021-02-23

コスト・リーダーシップ

マイケル・ポーター教授の競争戦略論で、企業が取るべき戦略のひとつとされるコスト・リーダーシップについて議論する機会がありました。市場であたかも「コスト・リーダーシップ=安売り」という構図で理解されているかのように過剰な価格競争が見られ、日本企業の収益率が極めて低いという状況を招いているとする見方です。「コスト・リーダーシップ=安売り」という解釈が正しくないことは言うまでもありません。実際、コスト・ […]

  • 2020-08-29
  • 2020-08-29

外資系企業における問題解決のプロセス

論理的思考を持っている方ほど問題解決のプロセスというものに興味がないかもしれません。特にプロセスを意識せずとも、妥当な解決策に辿りつくからです。しかし、一般人には簡単なことではありません。いくつもの問題を抱えるマネージャーにしてみれば、一般人でも妥当な解決策を導くことができる魔法のプロセスを組織に埋め込んでほしいと思うでしょう。ということで、問題解決のプロセス構築に対する需要は大変高い。 日本を代 […]

  • 2020-07-16
  • 2020-08-30

中小企業診断士第一次試験(2年目)の結果です

先日行われました中小企業診断士の第一次試験で、昨年取りこぼした4科目‐経済、企業経営、法務、中小企業政策‐を受験しました。自己採点の結果は、足切りも免れ合格でした。 経済学・経済政策 76 企業経営理論 70 経営法務 68 中小企業経営 62 昨年の結果はこちらで、改めて振り返りますと非常に惜しいところにいたようです。中小企業政策を全く勉強していなかったので、そこで足切りされたように思います(こ […]

  • 2020-01-27
  • 2020-01-27

イノベーションのジレンマ

大企業の優れた経営者が破壊的技術に対応できていないという実証分析を行った名著です。ハーバードのクリステンセン教授が1995年に発表しました。今は「破壊的技術」という言葉に新しさはないのですが、若い時にこの言葉に触れて、大いに知的刺激を受けたことを覚えています。ソニーのウォークマンや、フィルムを代替するデジタル技術が代表例として示されていました。今や、いずれもAppleのiPhoneに代替されていま […]

  • 2019-06-07
  • 2019-06-09

最初の90日にすべきこと

経営に科学的アプローチを求める米国では、種々の研究の成果として、新任リーダーができる限り早期に組織に貢献する(ブレーク・イーブン・ポイントに到達すると表現)ためにすべきことを、オン・ボーディング(On Boarding)の原則として掲げた書籍がかつてベストセラーになりました。ここでは、その骨子を紹介し、自らの指針としても用いようと思います。 リンク 新しい職務に就く前に終えておくべきこと 家庭や通 […]

  • 2019-03-31
  • 2019-06-09

アイスマン・エッツィー

1991年にアルプスの山中で発見されたエッツィーという名のミイラは、とても多彩な話題を提供してくれています。そもそもミイラとして埋葬された訳ではなく、たまたまそこで何者かに殺され(殺人事件!)、そのまま氷の中で5300年を過ごしていたらしく、内臓がそのまま残っていて保存状態も極めて良い。最初に発見したドイツ人旅行者は、不幸にも最近遭難したハイカーだと思ったようで、それほど人間の形をしていたというこ […]

  • 2019-03-10
  • 2019-06-09

遥かなる未踏峰 / ジェフリー・アーチャー

ジェフリー・アーチャーという英国人作家の作品は、ほぼすべて読んでいます。彼自身の半生が小説になってもおかしくないほど数奇なもので、オックスフォードを卒業し、26歳で国会議員に選出され、極めて順調にエリート街道を進んでいたかと思えば、投資に失敗して財産を失い、小説をあてて借金を返済し、爵位を授与され、国会議員に復帰し、偽証罪で投獄され、その間も小説は書き続け、云々。ミステリーやウィットの利いた長編、 […]

  • 2019-03-09
  • 2021-05-01

月の光 / ドビュッシー

著作権がもう及ばない1890年頃にクロード・ドビュッシーにより作曲されたクラシック音楽ですが、未だにあちこちで聴きます。オーシャンズ・イレブンでは、ラスベガスの噴水を眺めながら、11人が無言で成功をかみしめるというラストシーンで使われていました。セブン・イヤーズ・イン・チベットでは、ブラッド・ピット演じるハインリヒ・ハラーから、ダライ・ラマに贈られたオルゴールにこの曲が使われています。。いくつかC […]

  • 2019-03-05
  • 2019-06-09

イミテーション・ゲーム

コンピュータの生みの親と言われるアラン・チューリングの生涯を描いた実話です。スパイ物映画が好きなので、当然お気に入りに入ります。第二次世界大戦当時、ドイツ軍の進撃を支えた暗号技術エニグマ解読という国家機密ミッションを軸に、成果が出ない状況に対するプレッシャー、チームメンバーとの衝突、恋人の存在とゲイであることの悩みという、アランの人間的な部分がストーリーになっていて、コンピュータを発明した偉大な先 […]

  • 2019-03-03
  • 2019-06-09

レッドオクトーバーを追え

トム・クランシー原作のCIAストーリー第1弾。最新鋭原子力潜水艦とともに亡命を企てるという壮大過ぎるフィクションについての批判はさておき、映画はとても良くできています。むしろ、ここまで練り上げられたフィクションを良く創作できるものだと、感心しきりです。どんな情報からこのストーリーの着想を得たのか、とても気になります。まさか本当に潜水艦が消えたということはないでしょうし。 ショーン・コネリーが素晴ら […]