- 2022-10-24
- 2022-10-24
ケースメソッドについて
MBAプログラムには、「ケース」と呼ばれる読み物を題材に授業を組み立てるケースメソッドを採用するものと、理論を纏めた「教科書」を題材に授業を組み立てるものの2種類があります。私はたまたまその両方でマスターを取りました。それらの違いについて話す機会がありましたので、簡単に纏めておきます。 おそらくケースメソッドの前提を理解すると、両者の違いがわかります。「ケース」とは企業や業界で起こった事象をもとに […]
MBAプログラムには、「ケース」と呼ばれる読み物を題材に授業を組み立てるケースメソッドを採用するものと、理論を纏めた「教科書」を題材に授業を組み立てるものの2種類があります。私はたまたまその両方でマスターを取りました。それらの違いについて話す機会がありましたので、簡単に纏めておきます。 おそらくケースメソッドの前提を理解すると、両者の違いがわかります。「ケース」とは企業や業界で起こった事象をもとに […]
マイケル・ポーター教授の競争戦略論で、企業が取るべき戦略のひとつとされるコスト・リーダーシップについて議論する機会がありました。市場であたかも「コスト・リーダーシップ=安売り」という構図で理解されているかのように過剰な価格競争が見られ、日本企業の収益率が極めて低いという状況を招いているとする見方です。「コスト・リーダーシップ=安売り」という解釈が正しくないことは言うまでもありません。実際、コスト・ […]
先日行われました中小企業診断士の第一次試験で、昨年取りこぼした4科目‐経済、企業経営、法務、中小企業政策‐を受験しました。自己採点の結果は、足切りも免れ合格でした。 経済学・経済政策 76 企業経営理論 70 経営法務 68 中小企業経営 62 昨年の結果はこちらで、改めて振り返りますと非常に惜しいところにいたようです。中小企業政策を全く勉強していなかったので、そこで足切りされたように思います(こ […]
本試験5か月前の試験勉強開始以来、主として週末を利用して勉強をしてきました。勉強開始時と、その1か月後に過去問を解いてみました。 全く勉強をしなかった中小企業経営を除いて、結果は財務会計、運営管理、経営情報システムが合格、経済学、企業経営理論、経営法務は不合格でした。各科目の試験勉強開始、過去問チャレンジ、本試験、各回の自己採点推移は以下の通りです。 合格科目 財務・会計 90%→70%→70% […]
経営に科学的アプローチを求める米国では、種々の研究の成果として、新任リーダーができる限り早期に組織に貢献する(ブレーク・イーブン・ポイントに到達すると表現)ためにすべきことを、オン・ボーディング(On Boarding)の原則として掲げた書籍がかつてベストセラーになりました。ここでは、その骨子を紹介し、自らの指針としても用いようと思います。 リンク 新しい職務に就く前に終えておくべきこと 家庭や通 […]
様々な分析に欠かせないフレームワークを集めました。複雑な事象を整理する際、学術論文に裏付けられた、皆が良く知っているフレームワークを用いることにより、説得力の高い分析ができます。実際のビジネスでよく使うものも含まれています。SWOTとかポーターの競争戦略などは今でもよく使います。 著作権の関係で、図はすべてパワーポイントで作成したのですが、デフォルトで入っているスマートアートで、決して凝ることなく […]
平成30年度の過去問を解いた後、一通り復習して、多少の知識を詰め込んで平成29年の過去問を解いてみました。 経済学・経済政策 60%(かなり知識が回復したと感じたが、細かい理解が及ばず点数に繋がっていない) 財務・会計 70%(凡ミスがあって不本意) 企業経営理論 55%(酷かった前回よりはるかにましになったが、やはり馴染みのない専門用語が多く苦戦) 運営管理 45%(前回より難しく感じた。まだま […]