- 2019-06-07
- 2019-06-09
最初の90日にすべきこと
経営に科学的アプローチを求める米国では、種々の研究の成果として、新任リーダーができる限り早期に組織に貢献する(ブレーク・イーブン・ポイントに到達すると表現)ためにすべきことを、オン・ボーディング(On Boarding)の原則として掲げた書籍がかつてベストセラーになりました。ここでは、その骨子を紹介し、自らの指針としても用いようと思います。 リンク 新しい職務に就く前に終えておくべきこと 家庭や通 […]
経営に科学的アプローチを求める米国では、種々の研究の成果として、新任リーダーができる限り早期に組織に貢献する(ブレーク・イーブン・ポイントに到達すると表現)ためにすべきことを、オン・ボーディング(On Boarding)の原則として掲げた書籍がかつてベストセラーになりました。ここでは、その骨子を紹介し、自らの指針としても用いようと思います。 リンク 新しい職務に就く前に終えておくべきこと 家庭や通 […]
様々な分析に欠かせないフレームワークを集めました。複雑な事象を整理する際、学術論文に裏付けられた、皆が良く知っているフレームワークを用いることにより、説得力の高い分析ができます。実際のビジネスでよく使うものも含まれています。SWOTとかポーターの競争戦略などは今でもよく使います。 著作権の関係で、図はすべてパワーポイントで作成したのですが、デフォルトで入っているスマートアートで、決して凝ることなく […]
平成30年度の過去問を解いた後、一通り復習して、多少の知識を詰め込んで平成29年の過去問を解いてみました。 経済学・経済政策 60%(かなり知識が回復したと感じたが、細かい理解が及ばず点数に繋がっていない) 財務・会計 70%(凡ミスがあって不本意) 企業経営理論 55%(酷かった前回よりはるかにましになったが、やはり馴染みのない専門用語が多く苦戦) 運営管理 45%(前回より難しく感じた。まだま […]
IT用語はアブリビエーション(abbreviation; アルファベット3文字など)が多くて、いつも混乱します。職場では可能な限りアブリビエーションを使わないよう、お達しが出ていました。親切に日本語に訳してくれている用語もありますが、あまりに直訳ゆえに意味を取りにくい。カタカナ表記が多いのは、日本語直訳を否定して、英語での理解を助ける合理的な選択なのだと思います。 関係データベース正規化というトピ […]
知識の棚卸しとアップデートを目的として、この題材について簡潔に纏めようと試みたところ、身近な課題でありながら明確な解のない題材ゆえ、何か軸を作らないことには纏めることなど無理だということがわかりました。ですから、主観に基づき、「リーダーシップの教科書」というHarvard Business Reviewに掲載された論文を集めた書籍から、大切だと感じた理論を2-3取り上げます。そしてそれは自ずと自分 […]
ビジネスにおいて統計学の知識は必須のはずですが、財務の専門家を自負する僕でも、統計学に関して深く理解しているなんて恥ずかしくて言えません。しかしながら、統計学は非常に便利なツールだと思っています。というのも、複雑な事象を非常にシンプルな言葉で表現できるからです。たとえば、Aという治験薬を患者に試して、その効果の有無を評価する際、効く人もいればそうでない人もいる中で「Aという治験薬を服用して、Bとい […]
前編では、ホーソン工場実験、マクレガーのX理論Y理論、ハーズバーグの2要因(Motivator-Hygiene)理論というモチベーションに関する有名な古典的論文を取り上げました。後編では、こちらも長年読み継がれてきたリビングストンのピグマリオン・マネジメント、マクレランドの権力動機理論、モースのコンティンジェンシー理論について触れていきます。 ピグマリオン効果 ピグマリオン効果(Pygmalion […]
社員のモチベーションを上げることは管理職の重要課題です。それ以前に自分自身のモチベーションを上げることも大切です。極めて身近な課題であるがゆえに自らの経験に頼って理解するのみで、科学的な捉え方をしてこなかったので、改めていくつか論文を読んでみた。 ホーソン工場実験 古典的論文といえば、1900年代初頭ハーバードの教授が行った「ホーソン工場実験」が知られている。ウェスタン・エレクトリックのホーソン工 […]
経済学を勉強した人でも、これら3つのマクロモデルを説明できる人はそう多くないと思います。これらは、1930年代に英国の経済学者・政治家ジョン・メイナード・ケインズが著した理論を、後世の学者が、他の学者や学生の理解を助けるために図示したたものです。わかりやすいはずのモデルでこの難解さだから、要するに、ケインズの理論はとても難しいのです。実際、ケインズが著した「一般理論」の「解説書」がマクロ経済学の教 […]