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障害者

  • 2016-10-15
  • 2019-06-09

鑑定士と顔のない依頼人

“ニュー・シネマ・パラダイス”、“海の上のピアニスト”のジュゼッペ・トルナトーレ監督が撮った映画だといえば、この不可解な題名の映画も見たくなる。但し、原題は“The Best Offer”で、オークションを主催する初老の男性が、ある若い女性から受けた人生で最も価値あるオファーにまつわる話。障害を持つ女性が終盤のどんでん返しに一役買っています。最後まで大人の恋物語と思わせるが、実は超一級のミステリー […]

  • 2016-07-29
  • 2016-07-29

相模原で起こった悲しい事件をきっかけに。

障害児を持つ親にとって、なんともやりきれない事件が起こってしまった。ヒトラーの選民思想に着想を得たというから尚更やりきれない。 そもそも障害者支援施設というものは、一般の人に馴染みが薄い。実際、障害者を隔離する施設というような捉え方をしている人もいる。 障害により1人で生活できないお子さんを持った家庭は、やがて自身の老いと向き合い、親亡き後、子供をどうやって生活させるか真剣に悩むときがくる。そうい […]

  • 2016-07-10
  • 2019-03-18

障害児デイサービスと経済学

障害児デイサービス市場が拡大しています。児童福祉法改正によって、行政からの補助金が増加し、経営的に成り立つようになったことが契機になって新規参入が相次いでいます。非常に簡単にいうと、障害児が放課後を過ごす場所を一定の基準を満たす環境で提供することで、行政から補助金が支給され、利用者負担を1割にできるという仕組みです。 どうやら自閉症の息子の放課後の過ごし方について、世間では競争が起こっているらしい […]

  • 2016-07-07
  • 2016-07-07

ダウン症のお子さんとお母さん

もうすぐ引越するからかもしれないけど、この場所での日常からもうすぐ離れることを考えると、少し感傷的になる。 車での通勤途上で、ほぼ毎日見かけるダウン症のお子さんと、その子の手を引いて、ゆっくりゆっくり歩くお母さんがいらっしゃる。バス停まで歩いていくお二人を見ると、いつもほっこりする。もちろん、その親子は、通り過ぎる車の中から、僕がそんな思いをもって見ているなんて知らない。 勝手に、とっても幸せなご […]

  • 2016-06-25
  • 2019-03-18

障害者が働くワイン農場

1950年代のこと。机の前での勉強が苦手な少年たちが、鉛筆を、鋤や鍬に持ち替えて、山の急斜面を切り開きはじめました。夏の河原で草を刈り、冬の落ち葉を集め、陽当たりの良い南西斜面の畑に自然の肥料をたっぷりと施し、600本あまりの葡萄の苗木を植えたのです。1980年代、この急斜面の葡萄畑の谷間で、たわわに実った葡萄をつぶし、ワインづくりがはじまりました。知的な障がいをもつ人たちが暮らすこころみ学園の「 […]

  • 2016-06-25
  • 2019-03-18

Beautiful minds, wasted

In Britain, only 12% of higher-functioning autistic adults work full time. Globally, the United Nations reckons that 80% of those with autism are not in the workforce. The Economist, April 16, 2016 自閉 […]